「赤ちゃんを海外に売り飛ばしてぼろ儲け」等という誤った投稿の謝罪を頂いたことについて
先日、フローレンスが「(赤ちゃんを)海外に売り飛ばしてぼろ儲けしていた」等とX上で事実と異なる情報を流した弁護士が、フローレンスに対してX上で部分的な謝罪を行いました。
フローレンスがこの弁護士の所属の弁護士会に、所定の手続きに則り処分を求めたことがきっかけとなりました。
謝罪を行ったことは一定程度評価できるものの、謝罪内容のうち、「赤ちゃんを海外に斡旋しているかのような誤解を与える」「不適切な書き込み」「批判等を控えさせていただきます」といった表現から、真に反省をされていない印象を持ちました。
というのも、フローレンスは海外への養子縁組は一件たりともしておらず、全くの虚偽の発言であるため、「誤解を与える不適切な書き込み」「批判」ではなく「事実に基づかない、あってはならない書き込み」だと考えられるためです。
よって、フローレンスはこのまましかるべき対応を弁護士会に求め続けていくものと考えられます。
このような事案に対し、フローレンスが厳しい姿勢で望んでいるのは、単にフローレンスの名誉が害されたからだけではありません。
特別養子縁組を「人身売買」等と誤った情報を拡散することが、予期せぬ妊娠をし、「養子として赤ちゃんを託すこと」だけが唯一の希望となっている妊婦の方々から、その選択肢を奪うことになるためです。
それは本来ならば助けられる赤ちゃんの命を、奪うことになるのです。
よって、特別養子縁組という制度の正当性を社会に正しく知って頂くために、また、絶望の淵にある妊婦さんが、安心して特別養子縁組制度を使えるように、不正確な情報や虚偽の情報に対して、毅然たる姿勢を貫くことが重要だと思います。
応援してくださる皆様にご心配をおかけしてしまうことは心苦しいですが、どうか見守っていただけますと幸いです。