駒崎 弘樹 公式ブログ 提言・アイデア

オーストラリアのように、日本でも子どもたちにSNSを禁止すべきか

オーストラリアで世界で初めて、16歳未満のSNS利用を禁止する法律が施行されました。

スマートフォンやSNSは、現代社会で欠かせないツールとなりました。しかし、その一方で、これらが「デジタルドラッグ」としての側面を持つことに警鐘を鳴らす識者も少なくありません。

この「デジタルドラッグ」という言葉は、スマートフォンやSNSが脳内の報酬系を刺激し、中毒性を持つ性質を強調しています。実際、ベストセラー「スマホ脳」の著者、スウェーデンの精神科医アンデシュ・ハンセン氏や東北大学の川島隆太教授の研究は、これらの「デジタルドラッグ」が子どもの脳や精神に与える深刻な影響を示唆しています。

では、日本においてもSNSをはじめとする「デジタルドラッグ」に対する規制を導入すべきなのでしょうか。本稿では、この問題について考察します。

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