「サンタの来ない」子どもたちに、あなたの力を
「私にはサンタさんは来てくれないの」
こどもの心の成長には、想い出をつくるような体験が欠かせません。
けれど、経済的に厳しい家庭では、こどものためにイベントを企画したり、こどもとお出かけしたり、という体験を与えてあげることが難しい。
一方で企業は「提供できる体験」を持っているので、工場見学、ホテル宿泊などの体験寄付を申し出てくれます。
この体験格差を解消していきたい、という思いを相談したら、なんと、たくさんの企業さんが支援を申し出てくれました。
実は企業は「提供できる体験」を持っているそう。ふだんは訪れることができない工場や格納庫の中を見せてくれる見学会、ホテルの宿泊券、レジャー施設のチケット、レストランの食事券など。そのような体験機会をたくさん提供してもらえる目処が立ちました。とてもありがたいです。
これを、ひとり親家庭や経済的に厳しい状況にある世帯、医療的ケア児や障害児・そのきょうだい児など「体験貧困家庭」に届けていきたい。
家庭環境の違いで思い出格差をなくしたい。
だから、試しにやってみました。
大反響の「夏休み格差をなくそう」キャンペーンでわかったこと
今年、2023年の夏、フローレンスでは「#夏休み格差をなくそう」というキャンペーンを実施しました。企業が提供してくれた約1000人分の「とっておきの体験」を、ひとり親世帯や経済的に厳しい状況にあるご家庭に届けるものです。その利用者を募集したら、あっというまに3000人以上の応募がありました。
体験を利用した家庭からは、たくさんの喜びの声が届きました。
「初めてホテルビュッフェに連れて行くことが出来ました。見るもの食べるものも新鮮で目を輝かせて楽しむことが出来ました。このような機会がなければ経験できなかったと思います。」
「室内型遊園地に行きました。ホームページを見て、「こういうところ前から行きたかったんだ」と子どもたちに言われました。時間制限内目いっぱい遊びました。」
それでわかったこと。
夏休みだけじゃ、足りない、ということ。
夏だけじゃなくて、一年中、こどもたちが想い出をつくれたら!
また、実は、体験を届ける舞台裏も本当に大変でした。
キャンセルが出たときの事務処理、たくさんの応募があったときの抽選、利用者の個人情報の管理など、やることが山のようにありました。フローレンスの事務局スタッフはそれらの対応にてんてこ舞いでした。
支援を届ける数を増やすには、手作業の限界……
そこで体験提供のマッチングシステムを作ります。
届けられる体験はある。
それを待っている子どもたちがいる。
その仕組みを作る資金を、このふるさと納税で調達します。
だから、みなさんの力を貸してください。
2024年の夏には、もっともっとたくさんのこどもたちに、とっておきの思い出を届けるために。
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