「夏休み格差」をぶっ壊すために、力を貸してほしい
「海を見たことがない」
フローレンスが食品を届けている家庭の子どもが言った言葉だ。
この仕事をするまで、子どもにとって、夏休みは楽しいものだと思っていた。
プールやスイカ割り、おばあちゃん家に帰って浴衣を着て花火大会。
毎日の絵日記には、これでもかって遊びに行って楽しかった記憶をクレヨンで塗りたくる。
でも、そうじゃない子どもたちも、いる。
経済的に困窮した家庭がまず削るのは、外出費や外食費だ。
そうした家庭の子どもたちは、夏休みの間、どこにも行けない。
両親が病気や障害でしんどい思いをしている家庭も、気持ち的に旅行に行く余裕はない。
夏も必死に働かなくてはならない、ひとり親家庭だって同じだ。
「夏休みなんて、来てほしくない」
そんな風に思う子どもたちがいる。
真っ白な絵日記の前で、悲しい顔をしている子どもたちがいる。
夏休みが終わって教室で、みんなが日焼けした顔でどこに行ったか楽しそうにおしゃべりする中で、ポツンと下を向く子どもがいる。
「僕、行きたいところなんて無いから大丈夫だよ、ママ」と子どもに言われて、唇を噛む母親がいる。
これが、夏休み格差。
夏休み格差は、子ども達が悲しいだけじゃない。
夏休み格差は、子ども達の自己肯定感を下げ、自己肯定感の低下は学力低下を生み出し、学力低下は貧困の連鎖を生み出す可能性がある。
【 #夏休み格差をなくそう プロジェクト】
夏休み格差があることを、社会に知ってもらたい。
そして、少しでも多くの子ども達に、1つで良い。
1つで良いから、夏の思い出を、かけがえのない思い出を創ってもらいたい。
そう思って、フローレンスは日本最大級の遊び予約サイト「アソビュー」を運営するアソビュー株式会社とタッグを組んで、「#夏休み格差をなくそう プロジェクト」を、今日スタートする。
アソビューで使える全国のレジャー施設や遊び場のチケット(ひと家庭5000円分)を、日本中の子ども達に配る。
またJALからは飛行機の格納庫を見れる体験。日本生命からはキッザニアのチケット。スシローからはお寿司クーポン等、様々な企業から心躍る体験を提供頂く。
全国1000世帯の家庭の子ども達に、夏の思い出をプレゼントすることを目指している。
【あなたの力を貸して】
でも、足りないピースがある。
あなただ。
あなたにもこのプロジェクトに参加してもらいたい。
どうやって?
寄付で。
あなたの寄付が、遊びクーポンに変わっていく。
寄付が集まれば集まるほど、たくさんの子ども達に体験と思い出をプレゼントできる。
だからあなたの力を貸してほしい。
子どもたちに、大切な思い出を手渡すために。
新着記事トップ5
提言・解説・アイディアの最新記事
-
環境や社会に優しい、ラボグロウンダイヤモンドとは?
-
【速報】政府備蓄米を困窮家庭の子どもたちに配りやすくなったので、その日本一早い解説
-
オーストラリアのように、日本でも子どもたちにSNSを禁止すべきか