駒崎 弘樹 公式ブログ
メディア掲載
朝ナマで置物になりながらも伝えたかったこと
1月29日の「朝まで生テレビ」の「激論!医療崩壊?!ド~する?!コロナ特措法」の回に出させて頂きました。
前半は「なんでベッド数世界一でたいして患者数も出てないのに、医療崩壊なの?」という問いかけで、医療者の方々が激論を交わしており、ほぼ出番がなく、完全に置物と化していました。
(この議論は議論でめちゃ重要で、答えは「病院の8割と言われる民間病院はコロナを受け入れたら採算が全く立たないから受け入れていない」というもの。じゃあ異次元のインセンティブをつけようよ、と)
で、話がコロナ特措法に終わりの1時間位で移ってようやく発言機会ができました。1つは、罰則が全面に出すぎていて、補償や支援が十分に書かれていないのが問題だよね、ということを指摘しました。ごく小規模の飲食店は1日6万円もらって大丈夫なところもありますが、中堅以上はそれだと成り立たないわけで。
そして最後の最後に発言の機会をもらって、そこで、今こども宅食で見えている風景を話しました。
「河辺の野草を食べてしのいでいます」
「パン一袋で一家3人暮らしています」
そういう声を政治家の方々に聞いてもらいました。
こんな状況の中、大切なのは、「罰よりも支援」なんじゃないか。と言いたかったわけです。
深夜過ぎてもはや明け方だったので、どのくらいの人たちが聞いていたか全く分かりませんが、まあ誰かの胸に少しでも届いたなら良いな、と思いました。
テレ朝の皆さん、機会を下さり本当にありがとうございました。
そして緊急事態宣言が延長されるらしいので、ますます経済は悪化し、困窮する方々は続出すると思うので、我々も本当に頑張らないと、とハチマキを締め直しています。
ぜひご支援のほど、引き続きよろしくおねがいします。