厚労省と一緒に、With コロナ時代に必須の「こども宅食」オンライン勉強会開催します!
先日の記事(https://www.komazaki.net/activity/2020/05/post10596/)で、今年度の第2次補正予算に「こども宅食」が入ったことを書きましたが、この予算を活用して全国の自治体でスムーズに「こども宅食」が実施できるように、こども宅食応援団(フローレンス等)主催で「こども宅食事業に関するオンライン勉強会」を開催することになりました!
◼こども宅食事業に関するオンライン勉強会のお知らせ
https://hiromare-takushoku.jp/2020/07/10/1902/
第2次補正予算の事業名は「支援対象児童等見守り強化事業」で、31億円。
withコロナ時代においては、こども食堂のような密集を伴う通所型の支援が難しいので、「こども宅食」のような出前型の支援で、地域社会から孤立しがちな子育て家庭などの子どもをしっかり見守ることが非常に大事です。
全国の自治体からは、この事業に興味があるものの、
「対象世帯はどうやって決めたら良いのか?」
「こども宅食のノウハウがないが、どういう流れで進めれば良いのか?」
「こどもの見守りとなっているが、世帯全体の食品購入費や親への相談支援は補助対象なのか?」
といった疑問の声が僕らのところに届いています。
勉強会では、厚生労働省の担当課の方が動画出演し、事業の説明や自治体からの事前質問への回答をしてくださいます。
また、こども宅食応援団がこれまでの活動の中で培ってきたノウハウや文京区、宮崎県などの「こども宅食」事例も紹介します。
厚生労働省の担当課からも全国都道府県に通知がいくと思いますが、「こども宅食」に興味のある自治体・社会福祉協議会など担い手の団体のみなさん、是非この勉強会に参加してください!!
いきなり「支援対象児童等見守り強化事業」に手を挙げるのはハードルが高い・・・という自治体の方々も、奮って勉強会に参加いただければと思います。
自治体の中には、「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」(https://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/rinjikoufukin/index.html 令和2年度第1次補正予算で1兆円、第2次補正予算で2兆円)を活用したり、自治体が「こども食堂」用に確保していた予算を「こども宅食」に適用したりしているところもあります。
使える財源は複数あるので、諦める必要はないのです。勉強会では、こういった財源を使った事例も紹介します。
【こども宅食事業に関するオンライン勉強会について】
◼内容:
・こども宅食とは
・こども宅食の利用家庭とは
・「支援対象児童等見守り強化事業」の説明
・各地での実施事例紹介 (宮崎県三股町社会福祉協議会「みまたん宅食どうぞ便」等)
(※現在地域で事業を実施している団体の方にも登壇して頂く予定です。)
◼参加費:無料
◼日時:<社会福祉協議会関係者など担い手として手をあげたい民間団体のみなさん>
・ 7月31日(金)13:00-15:00
・ 8月1日 (土) 10:00-12:00
<自治体職員・地方議員など自治体関係者のみなさん>
・ 8月1日(土)13:00-15:00
・ 8月3日(月)13:00-15:00
◼参加方法:Zoomによるオンライン参加
(社会福祉協議会関係者のみなさんと自治体関係者のみなさんでは実施日が異なり、お申し込みフォームも異なりますのでご注意ください。)
【全国に「こども宅食」を広げましょう!】
国が初めて「こども宅食」関連の事業に予算を付けてくれたのは、ビッグチャンスです。
このチャンスを逃さず、「こども宅食」を全国に展開するためには、全国の自治体や社協のみなさんのご理解・ご協力が不可欠です。
こども宅食応援団が今年5月に実施した「こども宅食」利用世帯へのアンケート結果(https://hiromare-takushoku.jp/2020/05/28/1753/)によると、回答者の約8割が「生活が苦しくなった」と回答、84.3%が支出増など、家庭への深刻な影響がある一方、ほとんどの家庭が行政・地域の支援メニューを利用できていない実態が明らかになりました。
生活が苦しいのに「助けて」が言えず、孤立してしまっている家庭がいかに多いことか・・・
自治体・社協・民間団体で一致団結して、孤立してしまっている家庭などに「こども宅食」で支援の手を届けましょう!
勉強会への申込み、お待ちしていますっ!!