「高くてマスクが買えない!」チューリッヒ保険会社からマスクの寄付を頂いて、子育て家庭や医療機関に届けました
ドラッグストアやコンビニ、ネット通販でも、徐々に使い捨てマスクの在庫が復活し、価格帯も手が届きやすくなってきました。
4月~5月ごろは価格もまだまだ高く、手が届きづらかった使い捨てマスク。
フローレンスやこども宅食応援団が、新型コロナこども緊急支援プロジェクトの一環でこの時期に取りまとめたアンケートでも「マスクが不足している」「価格が高くて買えない」といった声を頂いていました。
そして清潔なマスクが不可欠な医療機関においても、それは同様でした。
(どうにかして困っている方々にマスクをお届けできないか…)
そう考えあぐねていたところに、チューリッヒ保険会社より、チューリッヒ・インシュアランス・グループの財団法人Zチューリッヒ基金を通じて、フローレンスの実施する「新型コロナこども緊急支援プロジェクト」にマスクと支援金の寄付をお申し出を頂いたのです。
驚くのはそのマスクの数、48,000枚!
喜びの声、全国各地から続々と
マスクを受け取ったみなさんから、写真やメッセージもいただきましたのでご紹介します。
<京都 足立病院の皆さん>
「この状況で、マスクは大変ありがたい」「とても助かります」と子育ての家庭のみなさんが喜ばれていました。
<奈良県吉野町社会福祉協議会のスタッフの皆さんより>
「今回は、マスクの寄付をして頂きありがとうございました。
新型コロナウィルスの影響を受けた生活困窮者・求職者の相談が増加し、マスクは毎日の必需品であるので、とても助かりました。
マスクがないというだけで、気持ちが不安定になる状況が続いているので、安心して支援が行えます。
まだまだ、新型コロナウィルス終息の時は見えませんが、私達支援者が困っている方の支援を行えるのは、こうやって支えてくれる方ががいる事だと、改めて実感しました。」
<認定特定非営利活動法人スチューデント・サポート・フェイスのスタッフの皆さんより>
おかげさまで、なかなかマスクを入手することができなかった、ひとり親家庭や生活の厳しい子育て家庭などにマスクを配送することができました。
チューリッヒ保険会社と財団法人Zチューリッヒ基金のみなさま、本当にありがとうございます!
心温まるオンライン贈呈式も企画してくださいました
先日、チューリッヒ保険会社CEO西浦 正親様、およびCSR Task Forceチームのみなさんより目録をいただき、またフローレンスからはチューリッヒ保険会社とZチューリッヒ基金に感謝の意をお伝えしました。
緊急事態宣言発令中だったためオンラインの贈呈式を企画して下さり、「新型コロナこども緊急プロジェクト」の活動にご賛同いただいた思いなどをお伺いすることができました。
なお、今回頂いた寄付金については、配送費用や緊急支援プロジェクトの運営費に充てられます。
withコロナの親子、これからも継続支援が必要
緊急事態宣言は解除されましたが、深刻なコロナ不況が親子を取り巻く環境に影響しています。生活の厳しい子育て家庭には引き続き継続支援が必要です。
フローレンスは、これまで首都圏と仙台で事業を展開してきましたが、今後は「こども宅食応援団」の活動を通じて、全国的に親子領域の課題解決に取り組んでいきたいと考えています。
こども宅食応援団は、日本中の困っている親子に食品を届けられるように、こども宅食の全国展開を推進しています。
利用者から食品の代金をいただかないこの仕組みは、みなさんからの温かいご寄付を原資に行っています。
ふるさと納税なら確定申告の手間なく実質負担2000円でご寄付できます。
ぜひ、みなさんからのご支援をお待ちしています。