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「医ケア児の小一の壁」を一緒に壊したい訪問看護師いませんか?

 医療的デバイスと共に生きる医療的ケア児たち。

 保育園や幼稚園から入園を拒否される彼らを、フローレンスでは障害児保育園ヘレン・障害児訪問保育アニーで受け入れてきました。

 ヘレンやアニーに通って、仕事を続けられたお母さんたちの笑顔。友達と混じって遊んでいるうちに発達が促され、普通の認可園に転園できた子ども達の笑顔を見て、本当にやって良かったなぁ、と思っていました。

 しかし、ヘレンやアニーを卒業した親子が、特別支援学校に入学する時に、またも大きな壁にぶつかることが分かりました。

 「医療的ケア児の小一の壁」です。

 壁は主に2つの問題でできています。

(1)「親が付き添え」問題

 学校への送迎バスには看護師がいません。そうすると医療的ケアに対応できず、送迎は親がやることになります。

 学校自体にも看護師が足りず、授業中の医療的ケアは親がやってください、と言われます。

 その上、学校に看護師がいたとしても、看護師ができる医療的ケアに限りがあり、親が付き添ってください、となってしまうのです。

 どちらにせよ親の付き添いが求められることになってしまいます。

 親がどうしても付き添いができない場合は、「訪問教育」と言って、先生が家に来てくれる仕組みがあるのですが、1日たった2時間。しかも週3日だけ。

 これでは勉強したくても、十分に勉強することができません。

(2)「放課後デイが医療的ケア児預からない」問題

 障害児の学童保育である、放課後等デイサービス。この放課後等デイサービスで、医療的ケア児を預かってくれる施設はとても少ないです。

 23区だったら、無い区の方が多く、あっても2つ。しかも週5日フルでは使えません。

 学校は14時〜15時で終わるので、放課後の預け先が無ければ、親はフルタイムで働くことはできなくなります。

 これらの「医療的ケア児の小一の壁」を、フローレンスは訪問看護や居宅介護や色んな制度を組み合わせに組み合わせて、ぶっ壊せるようなサービスを始めたいと思っています。

 できるかどうか分かんないのですが、できたら間違いなくたくさんの苦しむ親を支えることができます。勉強したくても十分勉強できていない、医療的ケア児たちを助けることができます。

 そんな事業を現場でやってみたい!という看護師の方を募集しています。親子を支えたい、という想いを持った貴方を待っています。

https://florence.or.jp/staff/2018/12/28668/

 

 

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