フローレンスは、新制度「安心ストック休暇」で、治療と仕事を両立し、安心して生き生きと働き続けられる組織を目指します
近年、医療技術の進歩により、かつては治療が難しかった疾病が「長く付き合う病気」に変化してきています。
しかし、仕事上の理由で適切な治療を受けることができないケースや、疾病に対する自身の理解不足・職場の理解・支援体制不足により、離職を選択することになるケースも少なくありません。
【働きながら治療を続けるという選択肢】
今や人生100年と言われる時代。
フローレンスを長く安心して働ける組織にしていくことは経営者である僕の使命です。
スタッフには「仕事を辞めて治療する」以外の選択肢を持ってもらい、適切な治療を受けながら生き生きと働き続て欲しい、と思っています。
長く働いてほしいのは事務局スタッフだけでなく、保育の現場スタッフも同じです。
そこでこの度「安心ストック休暇」という制度を作りました。
ざっくりいうと、「2年間使用せず、時効消滅してしまう年次有給休暇を、失効有給積立休暇として積立て、治療と仕事の両立に使用できるようにする」というものです。
人事担当者がメインとなり制度設計をし、今年の4月からリリースとなりました。
【ネーミングはスタッフから公募して決定】
実はこの制度、 当初は「失効有給積立制度」 という名前でした。
でも、これだとなかなか覚えづらいし、印象も固いし、馴染みやすいネーミングがいいよね、ということで、リリースにあたって、ネーミングをスタッフから公募してみました。
すると、嬉しいことに保育現場からのアイディアも多く寄せられたのです。
「なが~く両輪サポート制度」
「へそくり休暇」
「いきいき働こ!UQ(有休)つみたて~る」
「有休自適制度」
などなど…。
さすがうちのスタッフ…と思うようなユニークなネーミング候補の中から、今回の名前が決まりました。
こういう公募にたくさんのアイディアが集まることで、この制度への期待の大きさも感じられました。
これからも制度をリリースするだけでなく、「治療と両立しながら働き続けられるフローレンス」という社風を育てていきたいと思います!
以下、「安心ストック休暇」制度の詳細です。
【「安心ストック休暇」詳細】
年次有給休暇は、通常2年間使用しない場合時効により消滅します。それを、今回の安心ストック休暇制度により、時効により消滅した有給休暇を失効有給積立休暇として積立し、治療と仕事の両立に使用できるようになります。
「安心ストック休暇」制度では、以下のようなことを目指しています。
1.長期的な治療を抱えながらも働く意欲・能力のあるスタッフが、治療と仕事を両立し、適切な治療を受けながら生き生きと働き続けられること
2.休職制度や勤務形態の変更などと組み合わせることで、事由や治療方法にあった柔軟な働き方を選択することができること
対象となる疾患、治療に関しては、より多くのスタッフが自身のために使用できる制度にしたいという想いから、人事内で活発な議論が行われました。
制度への想いや目指すところを何度も確認したり、専門家(産業医)からアドバイスを受け、主に以下のようなものを想定しました。
1.がん、脳卒中、その他難病など反復・継続して1年以上治療・リハビリが必要となる事由であり、当団体が主治医・産業医の意見を元にこの制度の使用を認めた場合
2.不妊治療の検査や通院の必要があり、当団体が主治医・産業医の意見を元にこの制度の使用を認めた場合
今後もフローレンスは日本一多様かつ働きがいのある組織づくりを目指してさまざまな施策をおこなっていきます。
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