「がんと共に働く」を応援する!「がんアライ部」発足!
弊会フローレンスに、がんと共に働く仲間がいます。
最初聞いた時は、正直驚きました。まさか、と。そして混乱しました。どう対応すれば良いのか、と。
徐々に子育てしている社員同様、働き方の柔軟性を高め、休みやすい職場環境を創っていけば良いんだ、と気付いていきました。
同時にがんは、5年相対生存率が62%と、昔のように「死に至る病」から、医療の発達で「長く付き合う病気」になってきていることも知りました。
しかし「がんになったから離職」という状況はいまだにあって、特に中小企業や非正規雇用の方々にその傾向が顕著であるという現状もあります。
【「がんアライ部」の発足】
そんな中、友人のライフネット生命の岩瀬社長が、がん保険を提供するだけでなく、何か社会を前に進める取り組みができないか、ということでアイディア出しをさせてもらいました。
僕は「がんを治療しながらも、働けるのがあたりまえの職場が増えると良いですよね」程度の話をしただけなのですが、さすがの岩瀬社長とライフネット生命の皆さん、そして有識者の発起人の皆さん方が、見事に形にしてくれました。
がんを治療しながら働く「がんと就労」問題に取り組む民間プロジェクト「がんアライ部」。
アライは「がん患者の味方」だよ、という意味。罹患者が抱える悩み理解、職場復帰をサポートする方法を学び、実践することができる人たち。こう言う人たちを増やしたい。
アライブは、「死に至る病」ではなく、「いきいきと働きながら治療を行う病気」に変化していることを周知したい。
という思いを込めたもの。
【風土をつくるムーブメントを】
厚労省もがん対策推進基本計画で「治療と就業の両立」をうたい、助成金等も提供しています。
制度は徐々に整いつつありますが、制度とともに風土をつくっていかねば、実際には当事者のみなさんには届いていきません。
風土をつくるムーブメントを、僕が座長として関わり続けている「イクメンプロジェクト」の時のように、みなさんとつくっていけたらと思います。
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