「アイ リブ シブヤ」プロジェクト始めました

渋谷区ホームレス支援プロジェクト「アイ リブ シブヤ」プロジェクトの、推進委員に就任しました。

　

プロジェクトメンバーは、基本的にはこれまでホームレス支援を行ってきたり、研究してきた民間有識者の方々。（以下敬称略）

　

中村あずさ（世界の医療団 東京プロジェクトコーディネーター）

大西 連（認定NPO法人もやい 代表理事）

岡部卓（首都大学東京 教授）

新地加奈枝（NPO法人キャリアサポートネットワーク 代表理事）

駒崎弘樹（認定NPO法人フローレンス 代表理事）

　

僕は行政とNPOの協働実績があるという立場から、（僕自身が何か発案するというわけでなく）議論の潤滑油としてのファシリテーター役を担わせて頂いています。

　

渋谷区は日本有数の繁華街を有することもあり、これまで、ホームレス問題で様々な課題を抱えてきました。多くの市民のクレームが寄せられる中での対処が、効果的な支援に繋がっていなかった現実がありました。

　

そこで、新区長である 長谷部健  渋谷区長が、民間のNPO・有識者とホームレス支援戦略を話し合い、新しい方向性を描いていこうということになりました。

　

長谷部区長はいわゆる「渋谷区同性パートナーシップ条例」の起案者として知られていますが、その根底に「ダイバーシティ（多様性）」推進の情熱があります。今回の新たなホームレス支援の形も、ダイバーシティ推進に繋がっていくことができたら、と個人的には思っていますし、またお役に立てたら、と思っています。

　

プロジェクトはまだ始まったばかり。ホームレス支援のプロの方々との議論を重ねつつ、地元の支援団体の方々からのヒアリングも行いながら、新しい方向性を年度内に出せていけたら、と思っています。

　

こうした、ホームレスに関する行政と民間の協働プログラムは、全国にもなかなか事例がなく、試行錯誤の中の発進ですが、渋谷区から新たな、そして真にホームレスの方々にとっても、地域の方々にとっても良い方向性が見えてきたら良いな、と思います。

　

ではでは、頑張ります！！