≪突撃インタビューシリーズ:vol.1≫子どもたちの「おいしい」が聞きたい!調理スタッフ北野先生
東京では梅雨が始まり、雨の日が続く中、おうち保育園ではスペシャル給食の企画がありました。
気になるメニューは、アジサイをイメージした「ちらし寿司」。雨の日も吹き飛ばすスペシャルごはんの日に、「南ながさき園」にお邪魔しました。
午前11時に私たちが園に着くと、ちらし寿司はすでに完成していました。これから給食の時間が始まります。
保育スタッフが「今日はスペシャルごはんだよー」と声をかけると、はしゃぎだす子どもたち。
2歳児の子は、スプーンを使って一生懸命ちらし寿司をほおばり、もぐもぐ。
1歳児の子も、普段は食べられないきゅうりをパクッ。
子どもたちは「おいしい!」と満足気な様子です。
もりもり食べる姿に保育スタッフからも思わず笑みがこぼれました。
キッチンに行くと、いつも給食を作っている調理スタッフの北野先生が、せっせと後片付けをしていましたが、子どもたちが喜んでいることを伝えると、「よかったです~!」と、嬉しそうな笑顔に。
そんな北野先生にお話を伺ってみました。
・おうち保育園の調理スタッフになったきっかけは何ですか?
もともと病院食の調理の仕事をしていました。子育てがひと段落し、栄養士として何かしたいと思っていたところ、おうち保育園の調理スタッフの求人を見つけ、子どもたちの成長に少しでも貢献できたらいいな、と思い始めました。
実際に働いてみて感じた魅力は、調理をしながら、子どもたちの成長を近くで見守っていけることです。「今日の給食は、なあに?」と、ウキウキした顔で聞かれた時や、残さず食べてくれた時に、とてもやりがいを感じます。
・調理をするときに気をつけていることや工夫していることは何ですか?
一番気をつけていることは衛生管理です。子どもたちの安全を守るために、調理中に手洗いをこまめにするなど、常に気を使っています。
また、食事の工夫として、薄味を心がけています。子どもたちの味覚が形成される最も大切な時期に、できるだけ素材の味を知って好きになってもらいたいと思っています。この時期に薄味の食事をしていると、大人になった時にも、素材の味を楽しめるようになります。先生たちからも好評ですよ。
野菜の切り方も工夫していて、子どもたちの発達に合わせて切り方を変えています。今日の後期離乳食ではいろんな食感を楽しめるように、みじん切りと細切りを混ぜてみました。子どもたちは、どうしても好き嫌いがありますが、こういった工夫をした時に残さず食べてくれると、とても嬉しいです。
おうち保育園では、子どもたちがのびのび成長できるように、今後もおいしく安全な給食の提供をしていきます!
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