駒崎 弘樹 公式ブログ
メディア掲載
コラム更新:社会起業のトラブルあるある(3)~現場と経営者の距離の広がり~
読売オンラインで連載している「社会起業のレシピ」を更新しました。(でも、後1、2回でおしまいです)
ソーシャルスタートアップ経営についてのノウハウを共有することで、僭越ながら後進育成に貢献していきたいと思っています。今回は組織の話。
ちょっとずつ組織ができあがっていくと、それに連れて起きる問題の数々。経営者の方には、あるある、っていう話ではないでしょうか。また、その下で働く方々ももやっとするところだと思います。
というわけで、ご覧頂けますと幸いです。
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【「困っている人達」のために「個人商店」脱する必要】
僕はこれまでに、ソーシャルビジネスやNPOが「個人商店」から脱皮できないまま、代表者(経営者)の高齢化や死とともに、その役割を終えた事例を数多く見てきた。
それではいけない。なぜなら、僕たちが展開するソーシャルビジネスは、先述したように「公の器」という存在なのだから。その組織や事業がなければ、今まで支えていた「困っている人達」が、真っ逆さまに奈落の底に落ちて行くことだってあり得る。
「経営者がどうなろうと、その組織は続いていく」
それこそが、社会事業を立ち上げた人間の責務だと僕は考える。
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