駒崎 弘樹 公式ブログ
事業ニュース
◎新園の「おうち保育園なかの新橋」で親子、スタッフそろって園作り!
4月開園予定の「おうち保育園なかの新橋」で、壁塗り園づくり体験会を開催しました。
「おうち保育園なかの新橋」は、中野新橋駅から徒歩5分、上階が賃貸住居ビルの建物の1階に開園します。(2015年4月1日開園予定)
元はオフィス・店舗用の造作だったため、リフォームハウス「むっくの木」様にご協力いただき、子どもたちが安心して1日を過ごせるような、温かみあふれる内装に変更しました。
今回の壁塗り体験は、おうち保育園初のイベントです。
使用した珪藻土(けいそうど)は、温度や湿度を調整し、臭いを吸収してくれる効果があり、保育園の内装にはぴったりの安心安全な天然素材。
壁塗り体験を通して、開園前に親御さん同士、保育スタッフの交流を図り、一緒に園をつくり上げる楽しさを感じてもらいたい、と企画しました。
当日は、4月から「おうち保育園なかの新橋」に通う予定の子ども、親御さんの他に、フローレンス社員家族も加わり、総勢12組の親子が参加。
壁に塗るときの珪藻土は、固めの泥のような感じです。それをこてをつかって壁に塗っていきます。
もちろん、経験者は誰もいませんでしたが、子どもも大人も壁に塗るときの表情は真剣そのもの。
納得がいかないときは何度も塗り直し、2面の壁をみんなで塗っていきました。
壁塗りをしながら、親御さんたち同士で「はじめまして」、また親御さんと保育スタッフ、子どもたちの交流の時間も持つことが出来ました。
外はあいにくの雨模様でしたが、わいわいとおしゃべりをしながらの、和やかな時間を過ごすことができました。ご協力くださった「むっくの木」様、参加していただいた「おうち保育園なかの新橋」の親御さんの皆さま、ありがとうございました!!
今後、おうち保育園では、親御さんに園の活動に参加していただけるイベントをたくさん企画していきたいと考えています。というのも、おうち保育園は「『親参加型』保育園」を目指しているからです。
僕自身親だから思うのですが、保育園との関係が、子どもを預けるだけ、って寂しいと思うんですね。
客と業者、みたいな。そうじゃないと思うんです。子どもを一緒に育てる、パートナーであるべきなんですよ。
そして、パートナーシップというのは一方的なものじゃないんですよね。僕たちもこういう貢献をするから、親御さんも子どもに関わる環境に、貢献して下さい、っていう形になると思うんです。
そうやって、子どものために保育園に関わっていく、という新しいようで古い保育園の在り方を実現していきたいと思うのです。それは、すなわち、我々が次世代のために主体的に社会に関わる、という「市民性」そのものを育むことにも繋がると思うのです。
皆の手で、「参加型」で完成させた「おうち保育園なかの新橋」。4月の開園までもうすぐですが、子どもたちの笑い声で満たされる日を、スタッフ一同とても楽しみにしています。