駒崎 弘樹 公式ブログ
事業ニュース
病児保育「ひとり親支援プラン」を卒業された方からのメッセージで涙ちょちょ切れそう
フローレンスでは、ひとり親の方々の就労支援のため、個人の方々や企業からの寄付を原資に、一定の条件を満たすひとり親家庭に安価で病児保育を提供する「ひとり親支援プラン」(支援期間は2年)を行っています。
「ひとり親支援プラン」の財源を支えているのは、寄付会員制度(サポート隊員)です。サポート隊員が増えると、「ひとり親支援プラン」を利用して、安心して子育てと仕事に打ち込めるひとり親家庭が増えます。
今回は、この2年間の支援である「ひとり親支援プラン」を卒業された方からのメッセージを紹介します。
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■突然、父子家庭となり、0歳と4歳の二人の園児を抱え、どう生活して行けばよいのか途方に暮れていた時、この支援を知り、子育てと仕事の両立に僅かながら希望を持てたことを覚えています。ふたりの子どもが交互に熱を出したりすることもあり、この支援がなければ、職場に居づらくなって、早いうちに退職していたことと思います。それでも、何とか頑張ってこれたおかげで、少しずつ「休ませてください」と言えるように、職場の雰囲気だけでなく、自分自身の気持ちも変わってきたように思います。ご支援いただいた多くの方のおかげです。 本当にありがとうございました。
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■2年間、大変お世話になりました。皆様に支えて頂いたお陰で、我が家がどれほど育児面、経済面、仕事面、そして何より精神面で「平安」を保つことが出来るようになったか計り知れません。現在では、2人の子ども達もそれぞれ小4と小1になり、私も定職に就くことが出来ました。「たくさんの方に応援して頂いているんだ、見守って頂いているんだ、支えて頂いているんだ」という感謝の気持ちが、新たに3人家族となって前進して行くための何よりの原動力となりました。皆様の支えなくして、今の我が家はあり得ません。本当にありがとうございました。
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■大学生のときに未婚で出産し、娘は今年で6歳。ちょうどこの春から小学校に入学です。毎日ハードに働く私は、なかなか時間をとってあげることもできず、高熱でうなされているときにも傍にいてあげられないことを辛く思ったときもありました。しかし、何かあったときにはフローレンスさんが助けてくださるというのは、大きな支えでした。今まで2年間、ひとり親支援プランでのサポートを受け、本当に助かりました。寄付を下さった皆様のおかげです。ありがとうございました。娘は去年から始めた空手のおかげか、最近は1年近く風邪もひかず、毎日元気に保育園に通っています。これからも他の支援を待っていらっしゃる方の力になっていっていただければと思います。
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これから寒くなり、インフルエンザなどの感染症も増えてくる時期です。
病児保育を必要とするひとり親家庭が増えており、寄付で支援している家庭のほかに、現時点で36名の子どもが支援を待っている状況です。
すべての子どもたちが病児保育を受けられる社会の実現に向け、皆さまのご支援宜しくお願いします。
■ひとり親家庭支援サポート隊員(寄付会員)の詳細はこちら
■任意の金額によるご寄付をご希望の方は、以下のフォームからご連絡ください。
※フローレンスへのご寄付は、確定申告で寄付金の最大50%が返ってくる「税額控除」の対象です。
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