アクセンチュアのプロボノがスゴすぎる件

先日、日経ソーシャルイニシアチブ大賞というものを日経新聞から頂いたのですが、その副賞がITコンサルティング企業、アクセンチュアさんによるプロボノ（無償）コンサルティングでした。

当初は普段は何百、何千億円という予算の営利企業のプロジェクトを手がけられている彼らが、僕たちみたいなちっぽけかつ地域ど密着なプロジェクトを喜んでコンサル頂けるのだろうか、と一抹の不安がありました。

対象プロジェクトは、日本初の障害児専門保育園「しょうがいじ保育園（仮称）」の立ち上げ。働く障害児の保護者の方からの悲痛な叫びを受け、やろうと決心した事業ですが、どう考えても財務的には成り立たなそうな事業案です。他人がやろうとしているのを聞いたら、「いやぁ、まぁ無理っしょ」と言いたくなるほどの事業難度。

しかし、暗闇の中を匍匐前進するように、自分たちで事業計画作成を行って参りました。そこにアクセンチュアさんがジョインして下さったのです。

すると何と、暗闇に光が差し込むように、徐々に向かうべき方向が照らされてきたのです。どう考えても何とかならなそうなに見えた状況が、頑張れば何とかなるかも、な状況に変わっていきました。

そして最終報告会。我々が見落としまくっていた穴を埋めて下さり、広範囲なユーザーリサーチによって、大幅に現実味を帯びたプランへと変貌していきました。

ここまで精緻に分析を重ねて下さったコンサルタントの植野さん、五十嵐さん、山田さんには、本当に感謝です。繁忙の中、貴重な社内リソースをアサイン下さった、伊佐治マネジング・ディレクター、中藪マネジング・ディレクターや宗像シニアマネージャーにも心より感謝です。

このプランをもとに、杉並区の現場で、素晴らしい園を創るぞ！がんばりますっ！！