駒崎 弘樹 公式ブログ 事業ニュース

フローレンス職員が、駅で救急救命しました!

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最近転職して中途入社して下さった、川口さん。
川口さんは一度フローレンスに就活して下さり、その際はご縁がなかったのですが、再度アタックして晴れて本部事務スタッフとして入社して下さるという、生粋のフローレンスLover。
そんな彼女が、ある日通勤しようと地元の駅のホームで電車を待っていたら、何と60代の女性が倒れているではありませんか。
人々は、倒れている女性の周りを囲んでいて、慌てています。
川口さんは、つい2日前にフローレンスで受けた救急救命講習を思い出しました。
フローレンスには、LSFA認定コースインストラクターの遠藤さんがいて、2週間に1回、CPR(救急救命)認定講習をしており、本部事務スタッフも漏れなく講習を受けます。
川口さんは遠藤インストラクターの指導を思い出しながら、とっさに「大丈夫ですか?」としゃがんで声をかけます。
呼吸をしていないことを確認すると、付近の人々に駅員と救急車を呼ぶこと、AEDを持ってくることをお願いしました。
その後、心臓マッサージを開始。人工呼吸も同時に行います。
何十回も心臓マッサージを繰り返し続けたことで、手の皮が写真のように剥けてしまいました。しかし挫けず、救急隊員の到着を休まず心臓マッサージと人工呼吸を行いながら待ちます。そしてやっと救急隊員が到着し、引き継ぎができました。
最終的にその60代の女性がどうなったか、は我々には分かりえないのですが、僕は社員が朝のホームで、勇気を出して救急救命に取り組んだことに、目頭が熱くなりました。
そして社員全員が救急救命可能な人間になれるよう、隔週6人ずつ講習を行うという、地道な研修を続けてきた、遠藤さんを始めとしたフローレンス研修チームに、頭が下がる思いでした。
人材育成は、必ず実を結ぶ。
それは時として、人の人生を変える力を持つ。
1年の最後の週に、そんな大切な真実を、社員から教わった気がするのです。
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