新卒病児保育スタッフの内定式を行いました

フローレンスではこれまで病児保育スタッフは中途採用のみだったのですが、「病児保育を職業にできる時代」を創りたいと考え、保育士養成校から新卒を採用していくことにしました。

これまで保育士養成校を卒業した学生達は、例え興味があっても病児保育を仕事にするのは非常に難しいことでした。なぜなら病児保育の施設はニーズに反して数少なく、空きもあまり無かったためです。

一方でベビーシッター会社の中でも病児保育を行うところは増えてはきましたが、病児保育専門ではなく、また働く人々は時給の出来高制であり、それだけで生活を営むのは難しい状況でした。

しかし、フローレンスの病児保育スタッフである「病児保育ケアビルダー」であれば、病児保育を専門的に行うことができ、更には稼働があってもなくても給料が保証される仕組みです。病児保育を志す、新米保育士の方々には、またとない成長の機会を提供できると思います。

今後、心ある若い世代が病児保育を職業にし、ノウハウを蓄積し、より質の高い病児保育が全国に広がっていくことを、願ってやみません。フローレンスの病児保育スタッフ新卒採用が、そうした好循環のきっかけを生み出せることを祈っています。

追記

フローレンスの始めた小規模保育「おうち保育園」、そしてフローレンス本部事務局でも、来年度以降、新卒採用を定期的に行っていきたいと思います。様々な世代によってもたらされる多様性が、社会イノベーションを生み出していくことになるだろう、と。

学生の皆さんには、継続的にフローレンスにご注目頂けましたら幸いです。