駒崎 弘樹 公式ブログ 提言・解説・アイディア

フローレンスの働き方のノウハウを紹介 在宅勤務編

半径5mを変える働き方革命ブログ。
今回はフローレンスで実施している 「在宅勤務」 について紹介します。
 
お仕事でマニュアル作成や文章作成など集中力が必要な業務
後回しになってしまうことがありませんか?
 
マニュアル作成や文章作成、仕組み化を考える場合は集中力が必要となりますが、
途中で声をかけられたりすると、作業が進まないこともしばしば。
頭を切り替えるのに時間がかかってしまうので、どうしても後回しになってしまうのです。
 
しかし、マニュアル化、仕組み化が進まないと属人化して、組織の業務がうまく回らないため、
チームワークにも影響が出てきます。
 
フローレンスでもご多分に漏れず、日々の業務に集中していると、そのような業務が後回しになりがちです。
例えば、病児保育事業部ではレスキュー隊員や、
レスキュー中のお子さんの保護者の方からの電話に対応している中でも、
マニュアル化など文章作成業務は欠かせません。
 
そこで、「在宅勤務」の登場です。
電話対応も声掛けもないので、文章作成など作業が途切れると効率の悪い業務にとても向いています。
 
フローレンスでは、入社3か月を過ぎた社員や上長の許可を得た社員には
セキュリティについてのeラーニングを受けた後、テストに合格すれば在宅勤務を認めています。
 
また、普段の業務から、グループウェアやクラウドを使用して
情報を共有、属人化しないようにし、在宅勤務をしやすい環境を構築しています。
 
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↑在宅勤務eラーニング資料の一部
 
 
<在宅勤務でWLBの実現>
 
あるパパスタッフは在宅勤務の日保育園のお迎え係になっていたり、
小中学生を持つスタッフは日中に保護者会がある場合、週の予定をやりくりし、在宅勤務をする場合もあります。
 
業務も効率的に回り、移動時間短縮にもなり、
WLB(ワークライフバランス)の実現や「小1の壁」を超える助けになっています。
※小1の壁については「フロレスタッフの小1の壁の現状」をご覧ください※
また、大きな災害が起きた場合、自宅待機をしていても業務が回るなど、リスク管理の観点でも効果が期待できます。
 
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↑静かな環境で集中して作業
 
<在宅勤務は週1回まで>
 
在宅勤務は集中力が増す分、オフィスにいる時のように飲み物を入れに行く、
トイレに立つついでに、同僚と声をかけあうなど「ちょっとした息抜き」ができません
人によっては、さみしさや孤独感を感じていつもより疲れてしまう場合もあります。
在宅勤務終了後はオフィスでの勤務後とはまた違ったやり切り感があるのです。
 
また、あまり回数が多いと、コミュニケーション不足が懸念されます
業務が回ってもコミュニケーションがとれないのは本末転倒ですよね。
 
このため、フローレンスでは在宅勤務は週1回がベストとしています。
スタッフ各自でオフィスで行わなければできない業務と在宅勤務でじっくりやる業務を分けて、
「この業務は何曜日の在宅勤務の時にやろう」と、日々やりくりして生産性向上に努めています。
 
 
<おわりに>
 
業務が効率よく回りさらにWLBも実現できる、在宅勤務についてお話ししてきましたがいかがでしたでしょうか。
働き方革命事業部は、まだまだ現況に満足していません!
あらゆる業種のスタッフに在宅勤務ができるよう、IT活用や業務の切り分けなどできることから工夫をして、
在宅勤務が実施しやすいようにこれからも環境を整えていきます
 
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