10月28日〜11月1日までフィンランドに視察出張に行きます

Tuukka Toivonen さんのコーディネートのもと、発達障害児支援NPO「トイボックス」代表の 白井 智子 さんや、新聞論説委員の方々と、フィンランドの保育・教育施設を視察しに行きます。

 

フィンランドは国際的な学習到達度調査であるPISAにおいて０４年でトップ、その他の年においてもトップクラスを維持し続ける教育大国です。そうした意味で学齢期の教育が注目されがちですが、今回は乳幼児教育・保育、そして子育て支援の側面から、フィンランドの優れた仕組みを実際に見てきたいと思っています。

 

特に障害児をどのように保育・教育機関において包摂しているか、また課題のある家庭に対し、どのようなアプローチを取っているか等、あまり書物では十分に紹介されていないことを、現地の方々へのヒアリングを交え、突っ込んでいきたいと思います。

 

そしてこの経験を、ありがちな「いいもの見たわー」で終わらせることなく、新たな社会事業と政策提言に生かしていきたいと思います。

 

ヘルシンキは視察疲れしているということもあり、コトカという、ほとんど視察も来ていないような小さな地方都市に行く予定です。首都ではなく、地方都市での現実、つまり「普通の」フィンランドを見ることで、現実感を持った政策提言に昇華していけたらと思います。

 

この期間は折を見てメール等チェックしますが、連絡が取りづらくなりますのでご了承下さい。

 

もしフィンランドで「この事例は見ておいた方が良い」「こうした問題について、現地の人に聞いてほしい」というご意見あれば、コメントを頂けたらと思います。（なお、観光は時間的にほぼ全くできなそうです 涙）

 

初めての北欧ゆえ、皆様、どうぞご指導ご鞭撻頂けましたら幸いです。