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フローレンス、豊島区に「病児保育つき小規模保育園」オープン!
認定NPO法人フローレンス(千代田区)は、豊島区と協働し、訪問型病児保育つきの小規模保育「おうち保育園いけぶくろ本町園(行政事業名:池袋本町すくすくルーム)」を9月1日にオープンします。
【待機児童が集中する東京23区エリアに、空き住戸を使った小規模保育園】
フローレンスでは、空き住戸、空きテナントなどを活用し、待機児童が集中する地域にピンポイント、かつ低コストで開設できる小規模保育「おうち保育園」を都内10箇所で運営しています。
子ども3人に対し保育スタッフ1人を配置、待機児童に多い0~2歳の低年齢児に適したきめ細かな少人数保育を行なっており、豊島区ではすでに東池袋園(東池袋5-44-10)を2012年4月に開園、今回豊島区で2園目の展開となります。フローレンスではこれまで豊島区以外にも、江東区・品川区・中野区など待機児童に悩む複数の自治体から要請を受けておうち保育園を運営しています。
【保育園に入れたら次に親を悩ます「病児保育問題」にも対応】
保育所へ子どもを預けながら働く親が悩む最も大きな問題といえば「子どもが体調を崩したり、熱を出した時に預け先がない」という病児保育問題。全国の病児保育施設数は850箇所、保育所全体の23,400箇所に対して約3.6%と圧倒的に不足しており、熱を出すたびに欠勤しなくてはならいないことから、働く親にとって子育てと仕事の両立の壁となっています。
フローレンスでは2005年よりこの問題に着手し、訪問型病児保育を展開。これまで個人加入のプランが主流でしたが、先月、保育園向け病児保育サービスを新たにリリース。保育園ごとの契約により、保護者が通常より安価に病児保育を利用できるプランを開発し、今回「いけぶくろ本町園」に導入を決定しました。
横浜市が「待機児童ゼロ」達成に際して、「NPOなどを活用した家庭的保育事業」として小規模保育を積極的に取り入れたことにより、さらに注目される小規模保育。フローレンスは今後も、小規模保育で「すべての子どもが良質な保育を受けられる社会」を目指し、各自治体と連携し、待機児童の多い地域に機動的におうち保育園を開園していきます。
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