駒崎 弘樹 公式ブログ
事業ニュース
厚労省イクメンプロジェクトの座長になりました
「イクメンというコンセプトを世に提示し、流布させ、男性の育児参画の文化を創ろう」ということで、厚労省と有識者で2010年から始めたイクメンプロジェクト。
初代座長のファザーリングジャパン安藤さんのもと、全国での「イクメン」という言葉の認知率は、初年度の17%から、2013年現在、日本人がほとんど知ってるレベルの約95%にまで上がりました。
今後は、知ってもらうフェーズから、実践者を確実に増やすフェーズです。
そして、イクメンをサポートする各種制度を整備していかなくてはなりません。
それは企業においては男性の育休取得推進ですし、国家においては育児休業給付金の割り増しやパパクォータの実現です。
しかし、現在各種メディア上ではアンチイクメンとも言うべきバックラッシュが起きています。
「外イクメン」「なんちゃってイクメン」等の用語が新たに創りだされ、既存文化との衝突を起こしています。
このままイクメンが海の藻くずと消えて、情けなく死語化していくのか、エコのようにあまりに当たり前過ぎて、ことさら言うなよ、的な存在になっていくのか、大きな分かれ道です。
この度、厚労省イクメンプロジェクトの二代目座長に選出頂いた私は、「闘う☆イクメンプロジェクト」と勝手にテーマをあげさせて頂きました。
(☆をつけて、暑苦しさを緩和していますw)
逆風の中、確実にロールモデルとなるイクメンの方々が増えて行くことを後押しし、新たな制度の実現に貢献していきたいと思います。
おちまさとさん(プロデューサー)、小室淑恵さん(ワークライフバランス業界のマドンナ)、渥美由喜さん(東レ経営研究所)、山田正人さん(前横浜副市長)、 新田 龍 さん(ブラック企業アナリスト)、越智聡さん(ITコンサルタント・「イクメンの星」選出)、 吉田 大樹 さん(ファザーリングジャパン代表)ら多士済々な方々と共に、闘って参りたいと思います。おす!