虐待死を防ごう!というシンポジウムやります!
皆さん知っていますか。1週間に1人、子どもが虐待されて殺されていることを。
皆さん知っていますか。2週間に1人、生まれたばかりの赤ちゃんが、殺されて公園や海岸に捨てられていることを。
皆さん知っていますか。この20年で児童相談所の虐待対応件数は50倍になっていることを。
皆さん知っていますか。3,000人の赤ちゃん達が虐待や養育拒否で施設に入り、その半分の子達は大人になるまで施設で過ごし続けることを。
こうした状況に、私たちは手をこまねくしかないのでしょうか。
いや、解決の希望は存在しているのです。
その名も「赤ちゃん縁組」。
妊娠期から課題を抱える妊婦の相談に乗り、出産と同時に養子縁組を行うこの手法。
愛知においては既に30年前に開発され、実績を上げています。
赤ちゃん縁組はなぜ成果が出ているのか。もし成果が出ているなら、なぜ広がっていないのか。
全国に広げていくためには、何が必要なのか。
それらの疑問について考えていくシンポジウムを行います。
私、駒崎はコーディネーターとして議論に参加していきたいと思います。
虐待死を防ぎたい、子ども達を守りたい、という方々。ぜひご参加下さい。
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◎5月24日(金)開催 シンポジウム
「すべての赤ちゃんに愛情と家庭を」 ~虐待死から赤ちゃんを救い子どものパーマネンシーを育む特別養子縁組とは~
○主催:公益財団法人 日本財団
○共催:公益社団法人 誕生学協会
○日時:5月24日(金) 10:00~17:00
○会場:日本財団2階会議室(港区赤坂1-2-2)
http://www.nippon-foundation.or.jp/about/access/
○後援:厚生労働省(依頼中)
○協力:認定NPO法人フローレンス、NPO法人タイガーマスク基金、認定NPO法人CAPNA、(一社)アクロスジャパン、医療法人聖粒会 慈恵病院、Stand for Mothers、NPO法人Fine他
○対象者:児童相談所職員、民間の養子縁組団体、一般市民(定員200名)
○参加費:無料
○プログラム概要(長丁場なので途中退席もご随意に):
総合司会 大葉ナナコ(公益社団法人誕生学協会 代表理事)
10:00~10:15 開会挨拶 尾形武寿(日本財団 理事長)
10:15~10:45 プレゼンテーション 「すべての赤ちゃんが愛情深く育てられるために」
矢満田篤二(社会福祉士・元愛知県児童相談所児童福祉司)
10:50~12:30 パネルディスカッション 「赤ちゃんの福祉と特別養子縁組」
コーディネーター 駒崎弘樹(認定NPO法人フローレンス 代表理事)
パネリスト 萬屋育子(愛知教育大学教職大学院特任教授・元愛知県刈谷児童相談所長)
大羽賀秀夫(一般社団法人命をつなぐゆりかご 代表)
安藤哲也(NPO法人タイガーマスク基金 代表理事)
綾賢治(厚生労働省 家庭福祉課課長補佐)(依頼中)
~休憩~
13:30~15:30 講演「赤ちゃんの脳の発達に及ぼす愛着形成について」
ヘネシー・澄子(東京福祉大学名誉教授、社会福祉学博士)
15:40~17:00 講演 「虐待から子ども達を救うために」
後藤啓二(弁護士、シンクキッズ代表理事)
○申し込みフォーム
http://my.formman.com/form/pc/5cJQGiwMqKAJGM1e/
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