「日経ソーシャル・イニシアチブ大賞」を、フローレンスが受賞しました！

苦節１０年、地道にNPOとして頑張って参りましたが、このたび日経新聞主催の日経ソーシャル・イニシアチブ大賞を拝受することができました。

http://www.nikkei.com/topic/nsia/decision.html

本当に嬉しいです。しかし、嬉しいのは自分たちが受賞できたことだけではありません。ソーシャルビジネスそのものが、日経新聞に認めてもらえる

くらい一般的になってきたことが、それ以上に嬉しいです。

フローレンスを立ち上げた１０年前には、「事業によって社会問題を解決する」というソーシャルビジネスのコンセプトそのものが、ほとんど日本にはありませんでした。
NPOとはボランティア団体であり、事業として回るNPOというのは、それ自体が異端と言って良い考えでした。

しかし、事業として持続可能性を担保することで、継続的に困っている人々の助けになれる、ということを言い続け、そして我々が出した成果を持って、証明し続けてきました。

今まさに、世の中がそれを認めてくれ、本当に感無量です。
そして、残念ながら政府や行政の役割が縮小し続けるしかない我が国において、民間も公を担っていくのだ、というパラダイムシフトを、今後も起こしていかなくてはなりません。でなければ、社会に空いた穴に、我々の同胞達が落ちていってしまうのを、指をくわえて見なければならなくなるでしょう。

本賞が日本の公を支えるソーシャルビジネス業界の健全な発展に資するものであろうことを、心より喜ばしく思います。

そしてこの賞を、これまで共に歩んできてくれた、大切な仲間である社員達、その社員を支えてきた家族や子ども達、応援してくれた全ての愛する人々と分かち合いたいと思います。

みんな、ありがとう。