寄付は子どもへの教育になる、ということをプレジデント・ファミリーで語りました。
「開成に入る子育て」とか、手段と目的が逆転している特集が目立つプレジデント・ファミリーという雑誌は、申し訳ないですが非常に苦手でした。
しかし今回は、「寄付教育」という非常に骨のある特集企画を持ち込んでくれて、プレジデント・ファミリーを見る目が変わりました。
ここで僕がお伝えしているのは、「子どもたちに寄付する姿を見せよう」というものです。そして語ろうよ、と。世の中にはこういう国があってね、君くらいの女の子が売られちゃったりするんだ。お父さんは何とかそういうことを辞めさせたくて、月々いくらずつ、現地に寄付しているんだよ、と。
そこから、その国の地理を子どもは学ぶでしょう。世界は平等ではないことを学ぶでしょう。そして、個人は大きな社会や世界の問題に、指をくわえるだけではなく、少しでもアクションできる、ということを学ぶでしょう。
そして、「どうせ何をしても」という冷笑主義を身につけるのではなく、「きっと世界は良くできる」という楽観的な、だけれども何よりもパワフルな信念を形成していってくれるに違いありません。
そんなわけで、とりあえず有名進学校に行って人生に勝てと叱咤激励する子育てもやりたい人はやれば良いけど、個人的には子どもと寄付先をワクワクしながら一緒に選ぶような子育てをしたい、と僕は思っていて、できれば世の中に広まってくれると楽しいな、と思っています。世のお父さんお母さん、如何でしょう?
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当記事はNPO法人フローレンス代表理事 駒崎弘樹の個人的な著述です。
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