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ふくしまインドアパーク南相馬園オープンしました!


皆様のご支援のお陰で、何とか開園までこぎつけることができました。

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ふくしまインドアパーク南相馬園は、住民の方々と共に創りあげた施設です。お母さんの会の代表の方が走り回り、アンケートを取って下さいました。園にある遊具は、全てアンケートでたくさんの声があったものです。
特に皆さんが強く要望されたのは、砂場でした。屋内で砂場を造るのは、予算的にも非常に厳しいものでしたが、何とか実現できました。オーストラリア製のホワイトサンドで粒が細かく、少ない水でも固まりやすいのが特徴です。生まれてから砂を触ったことのない子どももいるため、砂場での遊び方に戸惑う子もいましたが、山やお団子を創って大喜びでした。
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思えば2月に、よつば保育園の副園長の近藤先生がフローレンスのオフィスにわざわざ足を運んでくださり、南相馬の子どもたちの状況をご説明くださったのがきっかけでした。行政を待つだけでなく、自ら行動を起こそう、立ち上がろうという住民の方の熱意に触れ、我々フローレンスも発奮しました。そして、住民の方々との二人三脚の公園づくりが始まったのです。
長いようで短い半年間で、ここまでたどり着きました。行政からの補助金は多くは望めず、大部分は民間の資金でまかないました。貴重な原資を頂けた日本財団(ハタチ基金)、ジャパンプラットフォームの両団体には深く感謝しています。
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また、被災地支援ではつきものの、法律関係の壁に対しては、南相馬市役所及び但野市議会議員に非常にお世話になりました。
多くの方々のお力がなければ、この屋内公園も、子どもたちの笑顔も実現しなかったと思います。本当にご支援ありがとうございました。
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そして、これからも住民の方々、利用者の方々の意見を常に取り入れ、地域に愛される施設にしていきたいと思います。そして願わくば数年後、行政や地元NPO・住民グループが力強く立ち上がってきて、運営を引き継いで下されば、それこそ「住民の手による復興」の象徴になっていくのではないか、と夢想致します。
子どもたち、そして親達、みんなの笑顔あふれる場を、ご支援頂けた全ての皆さんとともに創っていきたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
参考:
ふくしまインドアパークWEBサイト



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当記事はNPO法人フローレンス代表理事 駒崎弘樹の個人的な著述です。
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いつもご支援頂き、誠にありがとうございます。
これからもどうぞ宜しくお願い致します。
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