義理の母との共同生活
大手小町連載コラムhttp://bit.ly/bPpoCz を、こちらにも転載。
義理の母との共同生活
もう予定日まで1週間を切りました。
出産後の２週間くらいの応援のため、妻の母が福島から上京。共同生活が始まりました。
当初はお互いに遠慮して、気を使い合っていました。しかし、さすが母歴30年。料理はうまいし、家事もかいがいしくやってくれます。弱小野球チームに来た「強力助っ人外国人」のような頼もしさで、わさわさと身の回りのことを片付けていってくれます。
そんな「助っ人」とも次第に打ち解け、団らんの時を迎えた時に事件は起こりました。近所のTSUTAYAでDVDを借りて一家で見ることになった時です。物語も中盤に差しかかろうとした時、若い主人公達がこともあろうにアダルトビデオを見始めたのです。
割と長い間（多分1分くらいですが、少なくとも僕には15分程度には感じられた）、延々と続く男女の交わり。僕の斜め後ろにいる「助っ人外国人」の方をうかがおうとしましたが、いや、しかしそれはできない。何かコメントを言って場を和ますのも、いかにもわざとらしい。そうこうしている間にも、男女の声のボリュームは大きくなっていく…という映画的趣向のもと、気まずさのボルテージも絶頂まで高まったのでした。
その後、僕たちが楽しげに映画についてのコメントを語り合う風景がなかったのは、言うまでもありません。
そんなこんなですが、いよいよ出産までのカウントダウンが始まったという感じです
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