ジャストギビングに「経営者の育休」で挑戦!
自分の挑戦を寄付に変えるサイト、ジャストギビング。
自分もついに自分の挑戦を登録しました。
テーマは「経営者の育休」。
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つい先日も、文京区長が2週間育休を取得されましたし、東証一部上場企業であるサイボウズの青野社長も2週間取られました。
このように企業や自治体のトップがリスクをかけて育休を取る、というのは世の中の雰囲気を変えるのに、非常に効果的です。
なんせ現在、女性の育休取得率が85%であるのに対し、男性は1.7%。圧倒的に男性の育休はマイノリティなのですから。
そこで、第一子誕生をきっかけに、私も育休を取ろうと思い立ちました。しかも10・11月の2ヶ月間。文京区や東証一部上場企業のような優秀な人材があまたいる組織ではなく、経営者がクレジットカードすら作れない、社員80人程度のド零細かつ創業7年のベンチャーNPOで、果たして可能なのか!?2カ月オーナー創業者がいなくても回るのか?
これはチャレンジです。はっきり言って毎日のようにトラブルとイレギュラー対応の連続。意思決定を一日でも欠けば致命傷になりかねない、という状態。
しかし裏を返せば「こんな僕らでできるんだったら、日本中どの企業でもできる」ということを意味するように思います。
零細・中小・ベンチャー企業社長でも育休取れちゃうノウハウ、が体を張って溜められると思えば、千載一遇のチャンスとも言えるかも知れません。
よく考えると「経営者がいなくて回る組織」を作るためには、社員への権限移譲(デリゲーション)や経営の見える化・仕組み化、中間マネージャの育成等、経営者の仕事の本質に高濃度で直面することを意味します。むしろ育休を経ることで、普段であればゆっくり時間をかけてやっていくこうしたテーマに、集中的に取り組む機会が与えられた、と考えるべきではないでしょうか。
もちろん、溜めたノウハウはその後日本社会に還元すべく、当ブログや本などで公開していきたいと思います。
そして全国の経営者達が自ら育休を取り、社員の働き方の変革に目覚め、働きやすく生産性の高い企業が量産されていくことを夢見ます。
私のこの「育休経営者」への挑戦を応援して下さる方は、ジャストギビングを通じて寄付という投票を行って下さいませ。
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がむばるぞっ!!
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当記事はNPO法人フローレンス代表理事 駒崎弘樹の個人的な著述です。
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