駒崎 弘樹 公式ブログ
ライフ・子育て
息子の保育園最後の送りに思うこと
保育園の送りを長女の時と合わせて8年やってきたけれど、ついに息子が保育園を卒園することに。
雨の日も風が強い日も二日酔いで死にそうな朝も保育園に送り続けた。
「ほいくえんいきたくないの」っていう時もあって、ずっと抱っこして腕がつりそうになりながら、通ったり。
保育園に着くと、必ず息子の友だちたちがワラワラ寄って来て、怪獣扱いされてその場でプロレスが始まって。
息子がいつまで経ってもハンドタオルを引っ掛けてくれないから、「準備競争よーいドン、新記録を出そうぜ!」と遊びにしたり。
いつも決まってお別れの際には「最後に抱っこして!」って言われ、抱っこすると満足そうに笑って、ほっぺにちゅーすると嫌がる。
そんな何でもない日常も、もうこれで最後なんだな、と思うと、ふいに保育園で泣けて泣けて、涙が止まらなくなってしまった。
そっか、毎日面倒くさかったこの作業が、自分の人生にとって、かけがえのない宝物だったんだ、と。
そんなプレゼントをしてくれた息子に、息子のお友達たちに、パパ友ママ友に、保育園の先生たちに、そして妻に心からの感謝を伝えたい。
キラキラと輝く、何でもない毎日を、ありがとう。