駒崎 弘樹 公式ブログ 事業ニュース

開設1周年を迎えた複合型保育施設「おやこ基地シブヤ」が、第12回キッズデザイン賞「子どもたちを産み育てやすいデザイン部門」で受賞しました!

 特定非営利活動法人キッズデザイン協議会が行っている子どもの安全・安心と健やかな成長発達に役立つ優れた製品・空間・サービス・研究活動などを顕彰する「第12回キッズデザイン賞」の受賞作品 252点が8月24日(金)に発表されました。

 「子どもたちを産み育てやすいデザイン部門」において、認定NPO法人フローレンスは株式会社日比野設計+幼児の城、株式会社KIDS DESIGN LABOと共に賞を拝受いたしました。受賞したのは、「すべての親子に保育の光を」をコンセプトに、健常児、障害児、病児、すべての子どもが保育を受けることができる日本初の保育複合施設です。

 子どもにとって、居心地がよく、楽しく遊べる「ひみつ基地」に、親子にとって安心して過ごせる「安全基地」になってほしい 、そんな思いを込めて「おやこ基地」という名前をつけました。
 10月1日に開設1周年を迎え、子どもたちは多様な関わりの中でのびのびと育まれています。また、医療法人社団ペルルの提供する小児科、病児保育や育児相談などは、地域の子育て中の親御さんが困った時に駆け込める場所としてご利用いただいています。

 設計デザインは保育園、幼稚園等の園舎に加え、大型遊具や幼児家具等様々な分野でキッズデザイン賞を数々受賞されている株式会社(株)日比野設計+幼児の城。施工はフローレンスの小規模認可保育所「おうち保育園」や「障害児保育園ヘレン」などで実績のある株式会社丸二によるものです。

 日本で初めての保育施設をつくるにあたり、多様な子ども達の創造力やコミュニケーションを最大限に引き出すシンプルでありながら温かいデザイン、障害児と健常児が自由に行き来できる空間づくり、個々の個性や気持ちを大切できるように細かな配慮で設計施工を提案してくださった日比野設計+幼児の城さん、丸二さんには心より御礼を申し上げます。

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​渋谷区初の障害児保育園「障害児保育園ヘレン初台」/障害児に保育を届け、保護者の就労を支援 通常の保育園では預かることが困難な重症心身障害児や医療的ケア児に対して、療育と長時間の保育を提供します。障害児家庭の母親の常勤雇用率5%という課題を解決すべく、保護者の就労支援も目的としています。

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認可保育園「みんなのみらいをつくる保育園初台」 /認可保育園で初のピースフルスクールプログラム導入園 世界一子どもが幸せな国オランダのシチズンシップ教育に発想を得た「ピースフルスクールプログラム」を導入した認可保育園です。子どもたちが自分達で考え活動を決定するなど、自分や相手の気持ちを尊重できる人を育む保育に挑戦しています。

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渋谷区初の病児保育室「病児保育室フローレンス初台」 /小児科「マーガレットこどもクリニック」 子どもの体調不良時にも安心して就労できるよう、病児保育サービス運営14年間で業界最多となるサービス提供数50,000回の実績とノウハウを活かし、発熱や体調不良などの理由により保育園で預かれない病児に、専門性の高いスタッフが病児保育を提供します。また、併設の小児科クリニックで診察を受けられ、急な発熱の際には保育園へお迎え後の保育も可能です。 d28029-33-455006-4

■障害児、健常児が共に育つ環境/インクルーシブ保育の推進
フローレンスでは、巣鴨や東雲で障害児保育園ヘレンと認可保育所・小規模認可保育所との併設運営の実績があります。 保育室は完全別室で安全性に配慮した上で、お散歩やプール、イベントなどの活動時に意識的に関わりの時間を設け、子ども達の心身の成長を促し、互いの多様性を柔軟に尊重する人間性の基礎を育みます。

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 10月6日には、「みんなのみらいをつくる保育園初台」と「障害児保育園ヘレン初台」の合同運動会を開催予定です。

 おやこ基地シブヤの詳細はこちらをご覧ください:https://oyako.florence.or.jp/

【キッズデザイン大賞概要】
【主 催】特定非営利活動法人キッズデザイン協議会

【後 援】 経済産業省、内閣府、消費者庁

【概 要】キッズデザイン賞は、子どもや子どもの産み育てに配慮したすべての製品・空間・ サービス・活動・研究を対象とする顕彰制度です。 キッズデザイン賞は、「子どもたちが安全に暮らす」「子どもたちが感性や創造性豊 かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」という目的を満たす、製品・空 間・サービス・活動・研究の中から優れた作品を選び、広く社会に発信していくことを目的に創設されました。子ども用にデザインされたものはもちろん、大人・一般向けに開発されたものでも、 子どもや子育てに配慮されたデザインであればすべてが対象となります。 キッズデザイン賞を受賞した作品には「キッズデザインマーク」をつけることが認められ、販売促進活動や広報活動などで、その成果を広く社会にアピールすることがで きます。
※キッズデザイン賞での「子ども」の対象は、0~15歳までを指します。

【募集期間】2018年3月1日(木) ~ 5月11日(金)

【応募方法】キッズデザイン賞webサイト<https://kidsdesignaward.jp/>より受付

【受賞数】受賞数 252点(応募数:468点) 応募者は、キッズデザインの 3つのデザインミッションから設けられた以下より応募部門を選択。

【部門】
《子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン》
子どもの安全・安心に寄与する製品、建築・空間、サービス、活動、研究など。子ども向け、あるいは一 般向けの製品、建築・空間、サービス、活動、研究において、安心・安全に配慮されたもの。
《子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン》
子どもの創造性や感性に寄与する製品、建築・空間、サービス、活動、研究など。子どもの創造性・感性 の育成、多様な知識の習得や運動能力の向上に役立つもの。また、そこに新たな発想、工夫、手法がある もの。
《子どもたちを産み育てやすいデザイン》
子どもや子育てに関わる人々に寄与する製品、建築・空間、サービス、活動、研究など。 妊娠・出産・子育てに関わる人が利用する製品、建築・空間、サービス、活動、研究において、 安全かつ楽しく育児に取り組める工夫がなされたもの。保育園、学校、自治体、地域などで利用されるも のも含む。また、子育て期の男女が、育児や仕事、地域との交流などに積極的に参加するための新たな発 想、工夫、手法があるもの。

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