ネット上の誹謗中傷の名誉毀損裁判で勝訴が確定しました(続報)
先日、弊会フローレンスならびに私、駒崎弘樹に対して繰り返し誹謗中傷を行なっていた「だいわりゅう」(本名は加害者のプライバシーに配慮して差し控えます)に東京高裁より名誉毀損の判決が言い渡され、勝訴しました。
その後「だいわりゅう」は最高裁に上告を行いましたが、7月19日に最高裁が受理をしない決定をしましたので、ここに原告(フローレンス)側の完全勝訴となりましたことを、御報告致しました。
【経緯】
本事案は、さる18年1月17日、ネット上において弊会フローレンスを「貧困ビジネス」「保育士給与を14万でこきつかっている」等、また、私(駒崎弘樹)に対して「親を訴訟恫喝している」等と、事実に基づかない誹謗中傷を「だいわりゅう」が行ったことに対し、提訴されたもので、本記事は、前回報告(https://www.komazaki.net/activity/2018/02/post7403/)からの経過を報告するものです。
弊会フローレンス、また駒崎弘樹個人に対して、事実に基づかない誹謗中傷がネットでなされたことによって、誤解が広まり、著しく弊会の名誉が毀損されていましたので、裁判所が正当な判決をして頂いたことに安堵しています。
【ネット上の中傷について】
なお、当該「だいわりゅう」は、現在もTwitter上で私駒崎のフォロワーやコメントをしてくださった方に対し、デマに基づいた中傷コメントを送信するという、ネットストーキング行為を辞めておりません。
団体スタッフも私も、被害が団体や駒崎個人だけでなく、我々を応援してくださる皆さんにまで及んでいることに、大変心を痛めています。
皆さんへの被害が拡大しないよう、「だいわりゅう」だけでなく、ネット上での不当な中傷、匿名アカウントによる事実ではないデマ等に対しては、できる限り穏便な方法での解決を模索した上で、どうしても仕方の無い場合は法的手段を取って参りたいと思います。
日々応援してくださっている皆さん、せっかくフォローして下さっている皆さんにご心配をおかけしてしまい大変申し訳ありません。
これからも色んな苦難がありつつも、「親子の笑顔をさまたげる社会問題を解決する」ことを真摯に続けていきたいと思います。
振り返れば、自分の正義と異なる思想に苛立って、つい強い言葉で「不正義」を批判することが私にもありました。ネットストーキングや嫌がらせはしないまでも、誰にでもそうした危険があるのかもしれません。匿名で顔をあわせることなくそうしたやりとりがエスカレートしてしまうSNSの暗闇。これからは誰も闇に飲み込まれないように、と祈るような気持ちになりました。
【最後に】
力になり続けてくださった、牛込橋法律事務所の瀧口徹弁護士には心からの感謝を。いつも心配をかけてしまう妻に、ごめんね、と、いつもありがとうを。
そして、団体や駒崎を応援してくださっている皆さんの中で、こうしたアカウントの被害にあわれた方には、ご心配、ご迷惑をおかけし心よりお詫び申し上げます。