駒崎 弘樹 公式ブログ 事業ニュース

待っていた全ての家庭に食品を。昨年の3倍、450世帯への配送を実現!【こども宅食】

 文京区の経済的に厳しい状況にある家庭に食品を届けて、継続的にご家庭を見守る「こども宅食」。昨年の10月にスタートし、2ヶ月に1回のペースで、ご家庭に食品をお届けしています。

 昨年度は150世帯の枠に対して、想定の3倍である450世帯から利用申込がありました。そのため、抽選を行い、抽選から漏れた300世帯には「こども宅食」の利用をお待ちいただいていました。

 ついに、4月の配送より、お待ちいただいていた全ての家庭に食品を届けることができました。

 今回お届けした食品は、お米や調味料、フルーツ缶、お菓子など多岐に渡ります。食品のほとんどが企業や団体からのご寄付です。

 箱詰め作業は、ボランティアの皆さんと一緒に実施。述べ63人の方にお力添えいただきました!

 前回の3倍の450世帯の箱詰めを行いましたが、ボランティアの皆さんや、パートナー団体のセイノーホールディングス株式会社の皆さんのおかげで、大きな問題もなく、スムーズに作業を終えることができました。

 箱詰め後に行われた振り返りでは、ボランティアに参加された方から、こども宅食を知ったきっかけや、ボランティアの感想などをお話いただきました。

 「こども宅食を利用している家庭から、こども宅食の存在を教えてもらいました。何か力になりたいと思って参加しました」

 「このような形で間接的にボランティアできるのが嬉しいです」

 「子どもが喜ぶ顔が思い浮かぶようでした!」

 ボランティアの皆さんとお話することを通じて、こども宅食は本当に多くの方に支えられている事業だと実感しました。

 実は、ボランティアの方との箱詰めは、今回が最後となります。

 配送世帯数拡大に伴い、次回の配送からは、パートナー企業であるセイノーホールディングスに箱詰め作業をお願いすることになったのです。

 ボランティアに参加された方からは、「今回でボランティアが終わってしまうのは寂しい」「何か違う形でまたボランティアしたい」という声をいただいています。

 箱詰め作業のボランティアは今回で最後ですが、また必ずこども宅食にご参加いただく機会を作っていきます。

 皆さん、ご協力ありがとうございました!

 今回は1週間かけて配送を実施し、利用家庭からは続々と喜びの声が届いています。

 「食べ盛りの子を持つ家庭、特にうちみたいなひとり親家庭には本当にありがたい事です。こんなにたくさん入れていただいて、嬉しい気持ちしかないです。 しかも、自分では選ばないようなレトルト食品なども、楽しいですし、子どもでも調理できそうなものでもあり、助かります!!」

 「声をかけていただき、玄関まできてくれる事に安心感がありました。 子どもとわくわくしながら、提供していただいた品物を見たり、使ったり、食べたりと笑顔が増えました。 家計が大変な中 、本当に助かりました。 ありがとうございます」

 これからも、より利用家庭のご期待に応えられるように、尽力していきます。

 「こども宅食」では、引き続きご寄付を募集しています。

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