昨年度の4倍の子ども達に食料を:「こども宅食」クラウドファンディング第二弾開始!
全国の子どもを愛する皆さん。力を貸してください。
▼第2弾寄付受付ページはこちらから
https://buff.ly/2GBGN64
昨年度、僕達NPOと行政と企業が手を組んで、日本で初めての「こども宅食」がスタートしました。
厳しい経済環境のご家庭に、食品を届けながら見守りを行い、ニーズを拾い上げて、適切な社会資源と繋いでいく試みです。
珍しい取り組みなので一体どんな風に思われるだろう、と心配しましたが、この「こども宅食」の150世帯の枠に、なんと450世帯もの方々が申し込み下さいました。
【宅食が生んだ笑顔】
僕も配送員の一員として、ご家庭を回りました。
「たくさんのお菓子!これでやっと、子どものお友達を家に呼べます」
「今までたったひとりで子育てしている気分でしたが、初めて支えられてる、っていう気持ちを持てました。これでまた頑張れます」
「食費を節約できた分、子どもの参考書や本に使ってあげられます」
などなど、色んな声を頂きました。
中には配送やアンケートをきっかけに、深刻な課題の沼に落ち込んでしまう前に、行政と繋げたケースもありました。
【4倍の600世帯へ】
初年度150世帯でスタートして効果を検証したこの仕組を、今年度は600世帯、およそ4倍に拡大したいと思います。
より多くの家庭を支え、子ども達の笑顔を生み出せるように。
仕分けや配送の大変さも4倍になりますが、昨年度に貯めたノウハウを駆使し、より大きなインフラになっていきたいと思います。
【「予防的福祉」の実現で、福祉のパラダイムを変える】
これまでの配送では、食品をお届けすることによって、ご家庭と信頼関係をつくることができました。
「なかなか区役所まで行って相談することはできないけど、実は・・・」
配送員と顔を会わせた時、こども宅食事務局とのLINEでのやりとりの際に、ぽろっと悩みや問題を打ち明けてもらえるようになりつつあります。
今の福祉の仕組みは、基本的には「何か大変なことが起きたら、相談してください。そうしたら助けます」というもの。
でも、「まだ事件は起きていないけど、起きる前に気軽に相談する」ことによって予防できたら。
手のつけられないくらい大きくなってしまった問題の大木を切り倒すのにかかる労力はものすごいものだけど、芽を出す前の種の段階なら、ひょいと摘み取れる。
少子高齢化で福祉の役割は重くなり、その分社会全体が負担するコストも大きくなってしまう中、どうやって福祉を成り立たせていくんだろう、という疑問に、一つの答えを提供できると思うんです。
「予防的福祉」という答えを。
「こども宅食」は、日本の未来を支える予防的福祉の、一つのモデルケースとなることができるような気がしています。
【協力して下さい】
みなさん、こども宅食と共に、小さな「未来のカタチ」を生み出しましょう。
ダイレクトにふるさと納税してください。返礼品はないですが、社会は確実に良くなります。
SNSで拡散や口コミしてもらうのも嬉しいです。「文京区に貧困なんてあるの?」なんて、いまだに言われるので。
企業さんや農家さんだったら、食品を寄付してくださるのもすごく助かります。まだまだ絶賛食品募集中です。
有名人の方は、ぜひ応援団になってください。昨年度は歌手の一青窈さんが応援して下さいました。お米も頂きました。影響力のある方が応援して下さると、僕達では届かない人達に、情報と熱意を届けることができます。
みなさん、共に子ども達のために闘いましょう。
一つでも多くの笑顔をつくり、少しでも優しい未来を生み出すために。
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