貸切バスに乗って、小規模保育5園をまとめて1日で見学!施設、設備、保育内容を肌で体感!
昨年、大好評だった全国小規模保育協議会による企画・開催の小規模保育園見学会!
晴天の中、11月6日(金)に第2弾が開催されました!
「小規模保育園をぜひこの目で見たい!」「開催を待っていました!」と見学地近くの神奈川、東京、千葉はもとより、高知、香川、京都を含めた総勢18名の方が参加して下さいました。
(満員御礼により、お申し込みされても参加できなかった方、申し訳ありませんでした)
バスを貸し切り3法人5園を一日かけて巡り、各施設をじっくり見学・質問できました。
◎1,2園目 NPO法人さくらんぼ運営
「はぐ@ねすと」「ネストぽぽ」(横浜市瀬谷区)
「はぐ@ねすと」は、二部屋をウッドデッキでつなげたベランダが心地よい保育施設です。
「ネストぽぽ」見学前には、理事の伊藤が施設の成り立ちや小規模保育の課題、これからの未来像などを熱く語りました。
◎3園目 NPO法人WooMoo(うーも)運営
「ぽかぽか保育園」(横浜市南区)
「ぽかぽか保育園」は、商用施設(米屋だった物件)を改装した保育園です。
経営母体であるNPO法人WooMooの理事長は「みやした助産院」院長でもあるため、園では、母乳育児での社会復帰を積極的に支援しています。
子どもたちがお昼を食べている様子も見ながら、室内を見学しました。
◎「みやした助産院」での昼食
3園回ったところで、見学を一休みし、「みやした助産院」に集まりました。まずは全員で自己紹介。その後は助産院の身体に優しい食事をみんなで頂きます。
助産院のメニューは、乳製品と卵を使っていないのに種類豊富でとってもおいしく野菜がたっぷり摂れました。
バイキング形式でこれは美味しい~!とみんなで驚きながら、初対面の参加者同士でも話に花が咲きます。
食後のお茶をいただきながら、当協議会理事であり、みやした助産院・院長でもある宮下から話を聞きました。
助産院という現場から始まった保育園の成り立ち、助産師と保育士の協働や子育て支援といった話に、母親のケアも必要なのだと参加者から気づきがあがりました。
◎4,5園目 NPO法人ピッピ・親子サポートネット運営
「大場りとるピッピ」「りとるピッピ」(横浜市青葉区)
「大場りとるピッピ」は、デイサービスさくら(介護保険事業)と共に一軒家の中で併設されています。閑静な住宅街にある木の香りがいっぱいの素敵な一軒家です。
子どもたちが、すやすやとお昼寝中のところを見学しました。
「りとるピッピ」では、なんとマンション内の隣り合った別の部屋を壁の工事でつなげ、2倍の広さになった部屋を保育に使っています!(2部屋分なので、玄関もふたつあります)狭い部屋でも保育用の広さを確保できるヒントを得ました。
◎振り返りタイム
最後は、参加者の感想と理事の宮下・友澤を交えて質問タイムとアンケートの記入です。
アンケートでは、全ての方から見学会が「とてもよかった」「よかった」との嬉しい声をいただきました。
参加者のアンケートのコメントを一部ご紹介します。
- 複数の施設を一度に見る機会は、あまりないので、非常に有意義でした。
- 小規模保育園のあり方について同じ気持ちを持つ人達と交流できて、とっても元気が出ました!
- 保育内容から設備面、就労形態など細やかなことについて実際に施設を見ながら口頭で共有、相談できてよかった。
- 3つの運営法人の皆さまのあつい思いに力をいただきました。ありがとうございました。
- スタッフの皆さん、優しく、保育にプライドを持ってこどものことを考えているのが、ものすごく伝わってきました。
- バスの中などでも、いろんな話ができて参考になりました。
終始、渋滞もなく、予定通りにお開きとなりました。
ご参加のみなさま、ありがとうございました!
小規模保育への志高い方が参加し、5園の保育園見学や参加者との交流で様々なヒントや元気を持ち帰ったことと思います。
「次回の保育園見学会開催はいつですか?」との質問も早々に頂いており、事務局では、次年度の開催について検討をしております。開催の際は、全国小規模保育協議会の会員メーリングリストやこちらのホームページなどでお知らせいたします。
今後も全国小規模保育協議会では、よりよい保育を目指し、行動して行くきっかけを支援していきます!