駒崎 弘樹 公式ブログ 事業ニュース

フローレンスの病児保育がいつのまにか漫画化されてた件

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なななななんと、フローレンスの病児保育がひっそり漫画化されていました!
その名も、「37.5℃の涙」
ちょっと前から小学館さんの月刊チーズに連載され、コミックも出ており、更に電子書籍ではチーズ内では、並みいる恋愛系少女漫画を抑え、トップ売上とのこと!
それにしても、なぜ病児保育なんていう、地味な仕事が漫画に?!
ことの起こりは、編集者さんがフローレンスの病児保育を知り、感動してうちに取材に来てくれたそうです。
取材後、フローレンスをモデルにして頂き、史上初の病児保育漫画が書かれ始めたのですが、編集者さんは「物語上、色んな現場にはなさそうなトラブルも物語には演出上出さなくてはいけなかったりで、ご迷惑がかかってしまうかも・・・」と気を遣って下さり、特にフローレンスの名前を出したり、ご連絡頂いていたりはしていませんでした。
しかし、あるきっかけ(社会学者古市憲寿さんの誕生日会)で編集者さんと出会い、この話を聞き、
「嬉しい!病児保育が初めて漫画に・・・!!!」と狂喜乱舞したのでした。
実は、病児保育は、まだまだ世の中に十分に知られていません。
それがゆえに「子どもの病気の時は、母親が見ろ。でないと母親失格。」
というような言説が、まだまだまかり通っています。
しかし、この漫画が多くの人に読まれることで、「子どもが熱を出すのは当たり前のことで、強い体を作るためには、必要なことですらある。それを社会全体で支える必要があるんだよ。」ということが広がったら良いな、と思います。
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(著者の椎名チカ先生と)
もちろん、漫画の中では色んなドタバヤや恋愛模様が織りなされ、残念ながらフローレンスではそこまでドタバタしておらず、ましてや恋愛もなければ、イケメン上司もいないので(笑)、現実とはかなり違う部分が多いのですが、それでも知ってもらえるのはとっても嬉しいわけです。
後日談ですが、この漫画を読んで、最近地方から「子どもと家族を助ける、病児保育という素晴らしい仕事を職業にしたい!」と新卒の応募がありました。嬉しい・・・涙
皆さんも、ぜひぜひお読み頂けたら幸いです。
そして読んだら知人に貸してあげて下さいな。それが病児保育を知ることに繋がり、世の中をもっと子育てしやすい社会にすることに、繋がっていくことになるでしょう!
さぁ皆さん、ポチっとな!!!!
◎「37.5℃の涙」 
kindle版
コミック
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