駒崎 弘樹 公式ブログ
事業ニュース
「おうち保育園ごたんだ」オープンしました!
待機児童集中エリアにピンポイントで開園し、預け先がなく困っている共働き家庭を助けるおうち保育園。
今度は大崎駅と五反田の間くらいに、新園をオープンしました。
URの綺麗なマンションの1階で広くて日当りも良く、区の保育課の人とも、自分が住みたいくらいだね!と盛り上がった物件です。
目黒川沿いで、春は桜並木がそれはもう美しいです。
定員12人の子どもたちを、保育者4人+パート1人の5人でみる、という超手厚い少人数保育を実現しています。
実は僕はこの近所徒歩1分に住んでいたこともあって、思い出の地におうち保育園を創れたのは、個人的にはとっても嬉しいです。
そんなわけで、大崎五反田周辺にお住まいの方で、待機児童問題でお困りの方はぜひ、「おうち保育園ごたんだ」へ!!
—以下プレスリリース—-
●再開発で共働き世帯急増、大崎駅近くに小規模保育園OPEN!
認定NPO法人フローレンス(東京都千代田区 代表理事:駒崎弘樹、以下、フローレンス)は、
2013年7月1日に待機児童問題解消のための小規模保育園「おうち保育園ごたんだ」を東京都品川区東五反田にオープンします。
フローレンスは、2010年から東京都内、神奈川県横浜市の待機児童集中エリアに延べ10園の「おうち保育園」を開園。品川区では4箇所目の開園になります。
厚生労働省発表の東京都の待機児童数は10,105人(2012年10月)。「おうち保育園ごたんだ」のあるJR大崎駅周辺(品川区)も、大型マンション建設など再開発が進み、共働き世帯の増加が著しいエリアです。
また、今後も大幅な人口流入が見込まれることから、品川区では、小規模保育事業者を積極的に誘致し、待機児童解消のための対策を進めています。「おうち保育園ごたんだ」はマンション1階の空き部屋を活用しており、定員は0歳〜2歳児12名。おうち保育園の特徴は、空き住戸、空きテナントなどを活用し、待機児童が集中する地域にピンポイント、かつ低コストで開設できることです。
また、子ども3人に対し保育スタッフ1人を配置することで、月齢によって発育の差が特に大きい低年齢児に適した、きめ細かな少人数保育を行なっています。
これまで、いわゆる「認可保育園」は、定員数が20名以上であることが要件のひとつでしたが、2012年8月に成立した「子ども子育て支援法」により2015年度から、20名未満の保育所が「小規模認可保育園」として制度化されることが決定しました。おうち保育園は「内閣府 平成23年度版子ども子育て白書」でも待機児童対策として紹介され、この制度改正のモデルとなった事業です。
最近では、横浜市が「NPOなどを活用した家庭的保育事業」として小規模保育を積極的に取り入れ「待機児童ゼロ」を達成し、注目を集めました。都内においても、品川区をはじめ、多くの自治体が小規模保育を取り入れようという動きを見せています。
今後もフローレンスは「小規模保育で、すべての子どもが良質な保育を受けられる社会」を目指し、待機児童の多い地域に機動的におうち保育園を開園していきます。また、小規模保育のパイオニアとして、運営ノウハウの全国に拡げていくことで、全国の待機児童問題の解決を目指します。
(おうち保育園公式サイトURL:http://www.ouchi-hoikuen.jp/)
【おうち保育園ごたんだ】
住所:東京都品川区東五反田2-16-2
オーバルコート大崎ビュープラザ102号室
対象年齢:0~2歳 定員:12名
職員:フルタイム4名 パートタイム1名
【本プレスリリースに関するお問い合わせ先:】
東京都千代田区飯田橋4-8-4 第二プレシーザビル502号
認定NPO法人フローレンス(おうち保育園事務局)宮崎
Tel: 03-5275-1161 / mail: ouchi@florence.or.jp