駒崎 弘樹 公式ブログ
事業ニュース
第二回子ども子育て会議の実況中継ログ
@ganchankadoya さんにまとめて頂きました。(感謝!)
http://togetter.com/li/511383
以下、興味のある方にだけ解説です。
・現在は理念等の部分と論点出しなので、委員間の決定的な対立等はまだあまりありません。
・とはいえ、理念部分が後の仕組みを拘束する可能性もあるので、そこは牽制する発言がチラホラあります。
・例えば僕が行った、「子育て支援は、親の子育ての肩代わりではなく」等の文言は、社会的養護の枠組みに影響を与えます。
・幼稚園団体役員がトンデモ発言を行っていますが、幼稚園というものの存在意義の揺らぎを表していて、興味深いです。
・「会議」と言っても、審議会はいわゆる一般社会で言う会議のように相互的なやり取りのもと進むのではなく、叩き台の文言修正や追記を巡る言論戦です。会議場、もしくは場外での交渉等によって、その後の政策に影響があります
・審議会はコンセンサスの醸成の場でもあります。勝手に法律や政省令を出すと、後で事業者がついて来なかったり、クレームをしまくると、政権側のダメージになるため、形になる前に意見を聞いておき、周知を図りながら納得感を生み出し、事業者や業界団体からのクレームを極少化する仕組みになっています。
・本子ども子育て会議は、大まかなことを話し合う親会と、細かい報酬単価や認可ルールを決める基準検討部会によって成り立っています。僕は両方の委員です。
・会が進むにつれ、今後の保育の歴史に決定的に影響を与えるルール等についての話も出てくると思いますので、研究者や関係者の方々は、ぜひ御注目下さい。またメディアの方は、地味ですが大切な話をしているので、国がしっかりやるように、記事化して下さい。
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