駒崎 弘樹 公式ブログ 事業ニュース

金沢キリスト教会様から、ひとり親支援にご寄付をいただきました。

 

横浜市金沢区にある金沢キリスト教会様から、ひとり親支援に向けてご寄付をいただきました。

満開の桜の映えるお天気のいい日に、金沢八景の平潟湾に面した川岸に建つ教会にお伺いしました。地域の方に親しまれている教会です。


 

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ご面会くださったのは、教会の主任牧師である船津 信成牧師。

スタッフの皆さま共々、暖かくお迎えくださいました。

 

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(船津主任牧師に感謝状をお渡ししました)

 

 フローレンスとして、今まで個人・法人様をはじめ、各種団体様等、広くご寄付をいただいて参りましたが、教会からは初めてのこと。通常は寄付を受ける側の教会が寄付をされるというのは、非常に珍しい例です。

それもそのはず。今回のご寄付は、金沢キリスト教会に礼拝に来られている信者の方から託されたご寄付で、「教会を通じて困っている人を助ける活動に届けてほしい」というご希望なのだそうです。その信者の方のご寄付を元に、この度の基金をたちあげられたそうです。

船津牧師に詳しくお伺いしました。

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船津牧師:

「ご寄付くださった信者の方は、会社の経営をされていて、数年前に教会に来てくださった時は、新しい事業をはじめられたばかりの頃で苦労されていました。礼拝にいらっしゃった時など、経営の悩みや苦しみなど、口にされていました。



しかし1年半ほどかかって事業が軌道に乗り成功され、昨年末、その方から大きな額の寄付を託されました。役員会で話し合っていくつかの支援先を決め、活動に役立ててもらうことにしました。」



○フローレンスに寄付を寄せられた理由を教えていただけますか。



「この教会にもひとり親の方がいらっしゃいます。また、私自身、以前教員をしていた中で、ひとり親家庭の大変さを見てきました。

そういう中で、フローレンスさんのひとり親家庭に安価な病児保育を提供することを通じて支援するという活動が、すごく社会に必要なものだと感じ、寄付をさせていただくことになりました。」





○寄付者の方は、どういう経緯から寄付しようという思い至ったのでしょうか。



「ビジネスが軌道に乗ったのも、神や人の支えがあったからだと感じられたそうです。その感謝の気持ちを寄付という形で受け取って欲しい、『社会のために、広く役立てて欲しい』ということでした。

私たちも、私たちの側から寄付するということは初めての事であり、社会の為に、どのように役立てるのか、改めて勉強しました。役員会で、苦境にある方を支える活動を探し、第1回目の寄付先には、フローレンスさんの他に、シェルターなどを寄付先に選んでいます。」

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今回のご寄付の背景を伺い、私たちのひとり親支援の活動に共感していただき、うれしく思うと共に、まさに背筋が伸びる想いがしました。

フローレンスの病児保育は、提供エリアを拡大していますが、それに伴い、ひとり親支援枠への入会希望も増加しています。現在は、62世帯のひとり親で子どもを育てる親御さんが支援を待っています。

今回の金沢キリスト教会様のご寄付は、支援を待っているひとり親世帯のサポートに、大切に使わせていただきます。



金沢キリスト教会様、本当にありがとうございました。

これからも、共に、誰もが子育てと仕事の両立が当たり前の社会を実現していく仲間として、フローレンスをよろしくお願いいたします!

 

* 低所得のひとり親世帯の子育てを支援するサポート隊員はこちら

 フローレンスへのご寄付は、確定申告で寄付金の約半分が返ってくる「税額控除」の対象です。

 

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