震災で東京へ避難している子育て家庭への一時保育「避難家庭保育サポート」に寄付を募集しています!
3月11日の東日本大震災後、フローレンスはいくつかの被災地支援事業を始めています。
その中で、フローレンスの病児保育のノウハウを生かして取り組んでいるのが「避難家庭保育サポート」。
原発事故の影響等で東京に避難されている子育て世帯に、無償でお子様をお預かりする“一時保育”を行っています。
7月~9月末現在の実績は、9家族、のべ58名のお子様に上ります。7月18日付け本欄にて、7月初旬に行った一時保育のご紹介をさせていただいております。
一時保育の問合せを頂いた避難家庭のほとんどは、お母さんとお子様だけが東京に移り、お父さんは仕事のために地元に残る、という別居生活を余儀なくされています。
急激な環境の変化から、子どもたちが大きなストレスを受け、我慢を強いられている状況は想像に難くないでしょう。
今後の見通しが立たず、お母さんたちも常に過度の不安とストレスに苛まれています。
不便な二重生活は、家計も圧迫します。
東京での生活のために仕事を探したり、手続きに忙しく動き回り、子どもの世話に十分な時間が割けないお母さんに代わって、保育園や幼稚園が決まるまでの間、お子様のお世話をしよう、と始まったのが「避難家庭保育サポート」です。
実際に利用されたお母さまから、以下のようなコメントを頂きました。
「部屋のドアを開けたら大きな笑い声が響いていて、息子はニコニコでした。相当楽しかったようです。ありがとうございました!! おかげで私も職業訓練の講習を終了することができました。またお願いしてしまうかもしれませんが、よろしくお願い致します。」
「昨日は保育をして下さりありがとうございました。
狭い家での保育は、不安もありましたが、保育スタッフの方に遊んでいただき、子供たちはとても楽しかったようで、作ってもらった折り紙も大事にしまっていました。やはり、子どもの扱いはとても上手で、安心して預けられると実感いたしました。」
「いつも、違う遊び物を保育者さんなりに考えて持ってきて下さり、娘も喜んでいます。帰ってからも、『お姉ちゃんいなくてつまらないな~』って話しています。またよろしくお願いします」
(いずれも個人名は改定)
東京への避難者は10月6日現在、約8000名。避難先ホテルへの滞在も10月いっぱいで打ち切られ、引っ越し先で新たな生活が始まると、一時保育の必要性が高まると予想されます。
被災地ばかりではなく、この「避難家庭保育サポート」も、まだまだたくさんの方が支援を必要としていらっしゃいます。
趣旨にご賛同頂ける方、被災された方に少しでも心安まる時間を持ってもらいたい、とお考えの方には、是非ともご寄付という形でお力添えを頂けましたら幸いです。
下記口座にて、ご寄付を受け付けております。
名義:特定非営利活動法人 フローレンス 代表理事 駒崎弘樹
銀行名:三菱東京UFJ銀行
支店:深川支店 (086)
普通預金
口座番号:0118594
※恐れ入りますが、振込手数料はご負担願います。
※振込時に、振込人名の頭に「カテイ」とご入力下さいませ。
私たちは、一人でも多くのお母さんと子どもたちに笑顔を取り戻してもらいたい、そんな思いで日々活動しております。
皆さまのご理解とご支援をお待ちしております。