駒崎 弘樹 公式ブログ
ライフ・子育て
中年(ミドルエイジ)後の生き方についての仮説
ミッドライフクライシス(中年の危機)真っ只中の僕はここ数年悩んでいる。
これからどうやって生きていけば良いのか。
そして周囲の友人の多くも。誰もが知っている起業家や著名人の友人ですら。
【ミドルエイジ(中年)までの人生】
カナダの哲学者バーナード・スーツが「キリギリスの哲学」で述べている(*1)ように、人生はゲームみたいなものと捉えることができる。
人生の前半においては社会からある程度のゲームルールとクリア条件を言い渡される。それは「良い大学/会社に入る」だったり「結婚/出産」だったり「経済/社会的成功」だったりする。これらはつまるところ「他者からの評価」ということで抽象化できる。
僕個人としては、自分の事業や政策提言によって社会的課題が解決すること=誰かがしんどい状況から脱したり喜んだりしてくれることを目指していた。さらにそれをメディアだったり偉い人から認められると、さらに嬉しかった。「他者からの評価」を求めていて、得られれば嬉しかった。こう書くと恥ずかしい話だが。
【中年の危機の何が危機か】
ミッドライフ・クライシスで感じる虚無感や焦燥感は人それぞれで幅が広くいろんな種類があると思うので、僕や僕の周りの起業家やインフルエンサーなど、一定の「オラつき」セクトの人々に限定して話を進めていきたい。
(ここからは個人的な悩みや、まだ生煮えの仮説を書こうと思っているので限定コンテンツにする。お金がほしいというより、文脈を共有できる人にだけ届いてほしいためだ)